心電図
- 二相性Tとは
問題のないことも多いですが、心臓に負担がかかった状態(狭心症等)の場合もあります。
- 不定軸とは
病的意義は少ないことが多いですが、時に肺疾患や先天性疾患のことがあります。
- 洞性不整脈とは
心臓のリズムがやや不規則な状態ですが、多くは呼吸にともなう変化です。
- 洞性除脈とは
正常な心電図ですが、脈拍が1分間に49以下のものをいいます。スポーツ心臓や、心臓を動かす電気命令系統に問題のある場合もあります。
- 洞性頻脈とは
正常な心電図波形ですが、心臓の電気発生が1分間に101回以上のもの。発熱、心不全、甲状腺機能亢進症や、健康な人でも緊張するとおこります。
- 時計方向回転とは
心臓自体がやや左方向に回転していることをいいます。心肥大のことがまれにあります。
- 異所性心房調律とは
心臓を動かすための最初の電気命令が通常とは違う場所(心房)で起こっている状態です。
- 冠状静脈洞調律とは
心臓を動かすための最初の電気命令が、通常とは違うところからでている状態です。
- 両房負荷とは
心臓の左右の部屋に高血圧などにより、負担がかかっている状態です。
- 低電位とは
心電図の波形のふれが小さいことを意味します。心配ないことも多いのですが、時に手足のむくみや甲状腺の病気など病的のこともあります。