健診用語辞典

検査所見の見方

食道、胃、十二指腸腫瘍(の疑い)

比較的大きい“しこり”がある場合“腫瘍”と呼んでいます。悪性の病変であることが疑われるため胃カメラ検査が必要ですが、「疑い」の場合にはヒダやバリウムのむらによる陰影のみの可能性もあります。

食道、胃、十二指腸ポリープ(の疑い)とは

粘膜が“いぼ”のようにもりあがった病変を一般的にポリープといいます。良性のものがほとんどですが、胃カメラでの診断での確定が必要です。「疑い」の場合にはポリープが実際にはない場合もあります。

二相性Tとは

問題のないことも多いですが、心臓に負担がかかった状態(狭心症等)の場合もあります。

不定軸とは

病的意義は少ないことが多いですが、時に肺疾患や先天性疾患のことがあります。

洞性不整脈とは

心臓のリズムがやや不規則な状態ですが、多くは呼吸にともなう変化です。

洞性除脈とは

正常な心電図ですが、脈拍が1分間に49以下のものをいいます。スポーツ心臓や、心臓を動かす電気命令系統に問題のある場合もあります。

洞性頻脈とは

正常な心電図波形ですが、心臓の電気発生が1分間に101回以上のもの。発熱、心不全、甲状腺機能亢進症や、健康な人でも緊張するとおこります。

時計方向回転とは

心臓自体がやや左方向に回転していることをいいます。心肥大のことがまれにあります。

異所性心房調律とは

心臓を動かすための最初の電気命令が通常とは違う場所(心房)で起こっている状態です。

冠状静脈洞調律とは

心臓を動かすための最初の電気命令が、通常とは違うところからでている状態です。

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