健診用語辞典

検査所見の見方

無気肺とは

肺の一部や全体の空気が減少したり、全く入らない部分ができる状態です。

スリガラス様陰影とは

肺に炎症がある場合などにみられます。悪性のものと区別するためにも詳しい検査が必要です。

結節影とは

2~10mm未満の丸い陰影。過去の肺結核、肺腫瘍等の場合にみられます。

石灰化影とは

以前の肺の炎症が治ったあとの名残であることが多いです。肺結核、じん肺のときにみられることもあります。

気胸とは

肺に穴が開き、空気が胸腔内に漏れて肺が圧迫されて縮んでしまっている状態の病気です。胸の痛みや息苦しさ、咳などの症状を伴います。

気腫性変化とは

肺にある肺胞が炎症や大気汚染などにより、組織が破壊されガス交換ができなくなっている(酸素がとりいれられなくなっている状態)状態が考えられます。

ブラ、のう胞影とは

肺胞の壁の破壊や拡張によって、隣接する肺胞と融合した大きな袋になったものをいいます。これが破れると自然気胸という病気が起こります。

輪状影とは

肺に小さなのう胞(袋状のもの)が多数あり、ハチの巣のような状態にみえるので蜂窩肺ともよばれます。炎症や腫瘍など場合があります。詳しい検査が必要です。

斑点状陰影とは

炎症性の疾患や腫瘍などのときにみられる斑点状の影です。念のため詳しい検査が必要です。

肺の小結節とは

非常に小さな何かの固まりです。詳しい検査が必要です。

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