健康づくりのお手伝い

メタボリックシンドローム予防対策(運動編)

筋肉量を増やして内臓脂肪を撃退!
健康運動指導士 岸野 美明

カラダへの負担が少なく、しかもゆっくりと行なうことで本当に筋肉がつくのだろうか?と 思われる方もいらっしゃることでしょう。
残念なことに、言葉が知られてきただけでなく、これに該当する人が予備群を含めると非常に多いということです。
2006年には生活習慣病予防施策として身体活動量・運動量等の基準が示されたエクササイズガイド(運動指針)が厚労省よりだされました。
今号では、より効果的に運動効果を得るためのワンポイントレッスンを紹介します。

メタボ対策としては、内臓脂肪を蓄積させないことが先決です。内臓脂肪を燃焼させるには、ウオーキングやジョギング、エアロビクスダンスなどの有酸素運動が役立つことは知られてきました。
この効果をより発揮させるためには、十分な筋肉量を備えることです。しかしながら身体活動量が不足しがちな人たちでは、この筋肉量が年々減少していきます。これは太りやすくなる要因となります。
このためいつでもどこでも出来る筋力トレーニングをご紹介します。マイトレーニングのひとつに加えてください。

トレーニング03

ペットボトル(500ml)を使って筋力アップ!

ステップ1

ステップ1:体幹の筋力

ペットボトルを持った両手と片脚を身体に引き寄せ、バランスをとりながらゆっくり前後に伸ばしてみましょう。
曲げる時、膝はつま先よりも前に出ないように しましょう。
(5秒維持×5回×左右)

ステップ2

ステップ2:上肢・下肢等の筋力

直立の姿勢から片脚を一歩前へ踏み出すと同時に、両腕を挙上しましょう。
(左右交互×5回)

ステップ3

ステップ3:胸・肩甲骨周辺の筋肉群及び下肢筋力

直立の姿勢から片脚を横へ開きながら腕を開きましょう。
胸を開くと同時に肩甲骨の動きを意識してみましょう。
(左右10回)

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